修理事例のご紹介

ロレックス 3番車オーバーホールゼンマイ小鉄裏蓋パッキン

ロレックス サブマリーナ のオーバーホール、部品交換(埼玉県所沢市のお客様)

サブマリーナ オーバーホール

埼玉県所沢市のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス サブマリーナの修理依頼がございました。

振るとカチカチ音がするようになった。
リューズも最後まで引き出せないので、時刻合わせができなくなった。
とのことでお申し込みを頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

ロレックス サブマリーナ

ロレックス サブマリーナは、ダイバーズウォッチの名作と言われており、安定の人気を誇るロングセラー機種です。

1953年頃にファーストモデルのRef.6204が登場し、翌年の1954年頃に発表されたRef.6205より、ベゼル部分に1分間隔の目盛りが 15分までプリントされ、現在(2020年)に至るまでそのデザインは引き継がれています。

実用性を高める為に様々な試行錯誤が繰り返されて現在のモデルに至りますが、ロレックスの中でも安定した人気を誇ります。

時計の状態

お申し込み時に、リューズの引き出しができないと記載がありましたが、確認しました所、内部の機械に”クセ”がついているようで引き出し出来る時もありました。

今回はリューズの不具合ではなく、内部機械の嚙み合わせの”クセ”でしたので、オーバーホール時に可能な範囲で修正を実施致しました。
(引っかかりなどを感じる場合は、無理に引き出さず一旦リューズを押し込んで、再度操作することをお勧めさせて頂きます。)

そして、修理を進める中で、3番車と小鉄にも摩耗がございましたので、交換を実施致しました。

修理の完了後、お客様より嬉しいお言葉とお写真を頂戴致しました。


初めて電話させて頂いて親切に説明してもらえました!

その後見積もりもきちんと頂き見積もり通り追加料金も無くきちんと修理されて無事戻って来ました。

修理内容としてはリューズが最後まで引けず時刻合わせ出来ないのとオーバーホールなどで思っていたよりかなり安く済みました。

修理時計はサブマリーナデイトになります。

とても安心できたので次回も又お願いいたします。

ロレックス サブマリーナ コンビ

嬉しいお言葉とお写真を頂きまして、誠にありがとうございました。

修理完了後、納品前のお写真です。

また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、3番車、小鉄

修理料金:4万円台前半(税抜)※修理当時の価格


 

ロレックス サブマリーナ のオーバーホール、磨きなど(青森県三戸郡のお客様)

青森県三戸郡のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス サブマリーナの修理依頼がございました。

定期メンテナンス、外装の研磨希望。  とのことでお申し込みを頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

時計の状態

今回のお客様は定期メンテナンスに加えて、仕上げ(磨き)をご希望されておられました。

サブマリーナはコマの面が大きいので、5連のブレスに比べると比較的、小傷が目立ちやすいと言えます。

オーバーホールに含まれる【洗浄サービス】は、日常生活でついた垢や汚れを落とすサービスです。
小傷は取れませんが、汚れが落ちることにより艶が出ますので、お客様にはご満足を頂いております。

ただ、オプションの仕上げ(磨き)を実施した時計を横に置くと、違いが非常にわかります。

「何十年使用してきたのでこの機会に…」、または、「息子に譲るので…」などの理由で、仕上げ(磨き)を実施されるお客様が多いです。

打ちキズや深いキズまでは、追って磨くことができません(ステンレスがペラペラになってしまいます)ので、うっすら残る場合もございますが、
長年ご使用されており、キズが多くついているケース・ブレスほど、仕上げ(磨き)を実施をすることにより、一段と違いがわかります。

ベゼルやガラス、針や文字板、ブレスの伸び等は現状のままとなりますが、今回のお客様は文字板や針もキレイな状態でしたので、きっと大事にご使用されておられたのだろうと想像できました。

修理完了後、納品前のお写真です。

この度は当店をご利用くださいまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、仕上げ(ケース・ブレス磨き)、チューブパッキン、 2番車、内部ネジ(×1)

修理料金:5万円台半ば(税抜)※修理当時の価格