修理事例のご紹介

ロレックス オーバーホールゼンマイ仕上げ(磨き)裏蓋パッキン

ロレックス デイトジャスト のオーバーホール、仕上げ(磨き)など(東京都目黒区のお客様)

東京都目黒区のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス デイトジャスト(Ref. 116234)の修理依頼がございました。

遅れが目立つようになってきました。ブレスの汚れやキズもある程度、綺麗にしたいと思っています。
とのことでお申し込みをいただきました。

※到着時のお写真を使用しております。

デイトジャストについて

ロレックス デイトジャストと言えば、ロレックスを代表するモデルであり、世界的に高い所持率を誇る、ベストセラーの名作です。
日本のバブル期には、デイトジャストのイエローゴールドとステンレスのコンビが圧倒的な人気を博し、需要に供給が追いつかなくなったそうです。

名前の由来はロレックスが開発した画期的な機構、”デイトジャスト機構”です。
デイトジャスト機構とは、午前0時にパチッと日付が切り替わるというものです。
今では当たり前に思える技術ですが、当時はロレックスが先駆けて開発したオリジナル機構でした。

文字板も多彩なバリエーションがありますので、選ぶ楽しみも増える時計がロレックス デイトジャストです。

時計の状態

ムーブ内の油劣化と、消耗部品のゼンマイが劣化しておりましたので、交換を実施致しました。

機械式時計の動力源であるゼンマイが劣化している状態ですと、精度にも影響を及ぼします。

ブレスの間に汚れが溜まった状態でしたので、オーバーホール時の洗浄サービスで十分綺麗になると思われましたが、この機会にと、お客様より仕上げ(ケース・ブレス磨き)のご希望も頂きました。

修理完了後、納品前のお写真です。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、仕上げ(ケース・ブレス磨き)

修理料金:4万円台後半(税抜) ※修理当時の価格