修理事例のご紹介

ロレックス オーバーホールカレンダー車ゼンマイチューブバックル修理ベゼルディスクリューズ仕上げ(磨き)内部ネジ裏蓋パッキン針一式風防ガラス

ロレックス GMTマスターの修理を実施しました(埼玉県本庄市のお客様)

埼玉県本庄市のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス GMTマスター Ref. 16750)のご依頼がございました。

オーバーホール、リューズのねじ込み不良、ベゼルディスクの退色、バックル部分の中折れピン欠品でご相談を頂きました。

GMTマスターについて

ロレックス GMTマスター は、1950年代にパイロット用に開発された、航空時計の先駆け的なモデルです。

24時間表示ベゼルとGMT針が特徴で、アンティーク機種になるとベゼルディスクが経年劣化により影響を受けやすく、色味や質が個体によって千差万別ですが、そこが逆に愛おしく感じる時計でもあります。

ベゼルのバリエーションが多く、色合いによって違った顔を見せるGMTマスターは、現在も非常に人気があります。


ロングセラーモデルのロレックス GMTマスター(Ref.16750)は、スペックを格段に高めた第3世代モデルです。

ベゼルのバリエーションが多く、目立つ赤青ベゼルディスクは、それだけで圧倒的な存在感を放ちます。
同じRef.16750でもベゼルが黒のタイプの場合は、雰囲気がまたグッと変わる装いとなります。

初期のRef.16750はフチ無しインデックスですが、後期のRef.16750からはインデックスの外周をメタルフレームで囲ったデザインに変更されています。

日付のクイックチェンジ機能や100m防水機能を備え、以前のモデル比べて機能性が向上したものが、 GMTマスター Ref.16750モデルです。


時計の状態

長年ご使用されておられたようで、到着時にはブレスや風防ガラスのキズ、針の腐食・夜光ヒビなどが気になりました。

問診票に、 ロレックス GMTマスター のオールド感を保つ為に、ベゼルディスクは交換しないことも選択にあります、との記載がございましたので、使用可能な部分は極力そのままでのご提案を心掛け、オプションとして、仕上げ(ケース・ブレス磨き)、風防ガラス、ベゼルディスクの交換をご提案をさせて頂きました。

ベゼルディスクとは、ガラスの外周にある メモリなどが印字されているディスクのことです。

ロレックス GMTマスター Ref. 16750) のベゼルディスクは、 経年劣化により影響を受けやすくなっており、個体によって色味や質が様々です。

お見積り送信後、お客様よりオプション全て希望とのご返信を頂きました。

仕上げ(ケース・ブレス磨き)、風防ガラス、ベゼルディスクの交換をされますと、ほぼ新品のようにキレイになりますので、恐らく納品後に【針の腐食・夜光のヒビ】が気になられると思いましたので、差し出がましいようですが、追加で【針一式】の交換をご提案させて頂きました所、その日の内に【針一式】の交換も希望とのご返信を頂きました。

今回のロレックス GMTマスターは、文字板の夜光塗料の周りにフチの有る、フチ有りインデックスタイプでした。

●お客様の感想

時計の納品後、お客様よりご連絡を頂きました。


本日、時計を受け取りました。

あまりの仕上がりに、驚愕、匠の技に敬服です!

頼んで良かったです。 ありがとうございました。


お客様より時計のお写真と、お顔が写ったお写真を頂き、掲載にも快諾して頂けましたので、掲載させて頂きます。

誠にありがとうございました。

生まれ変わったようにキレイになったロレックスを見て、私共も嬉しい気持ちになりました。
これからもお客様のお手元で輝きを放ち、寄り添ってくれることと思います。

時計修理の匠工房は、ロレックスの針やベゼルディスクの交換も、【純正部品】でご提案が可能でございます。(※一部機種を除く)

ロレックスは価値を保つ為にも、定期的なオーバーホール、純正部品での修理をお勧めさせて頂きます。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、バックル修理、リューズ、チューブ、カレンダー車、内部ネジ、ベゼルディスク、風防ガラス、仕上げ (ケース・ブレス磨き)、針一式

修理料金:12万円以内 (税抜)※修理当時の価格


 

ロレックス GMTマスター( Ref. 16750)

※到着時のお写真を使用しております

兵庫県川辺郡のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス GMTマスター Ref. 16750)のご依頼がございました。

自動巻きの音が異常、持続時間が短いとのご相談でございます。

ロレックス GMTマスター( Ref. 16750) の赤青ベゼルは、 経年変化で退色している場合が多いです。
今回のロレックス GMTマスターは、文字板の夜光塗料の周りにフチの無い、フチ無しインデックスタイプでした。

お客様は4~5年くらいで定期的にメンテナンスを行い、大事にご使用されておられたようで、元からブレスの間の汚れもあまり気にならない状態でした。
3番車、キチ車に欠け、摩耗がございましたので、純正部品で交換致しました。

オーバーホールを終えたロレックス GMTマスター( Ref. 16750)は、巻き上げの感触も良くなり、アンティーク感のある外観が非常に素敵でした。

ロレックスは新品のように綺麗な状態もよいですが、アンティーク感の漂う雰囲気もたまりません。

ロレックスは価値を保つ為にも、定期的なオーバーホール、純正部品での修理をお勧めさせて頂きます。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、3番車、キチ車

修理料金:5万円以内 (税抜)※修理当時の価格


 

ロレックス GMTマスター( Ref. 16750)

※到着時のお写真を使用しております

大分県大分市のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス GMTマスター Ref. 16750)のご依頼がございました。

湿気入りの状態で、オーバーホールは10年以上されていないと言うことです。

到着時、リューズが開いている状態でしたがロックはできる状態でしたので、恐らく湿気が入ったことにより、客様自身で少しでも湿気が抜けるよう、一時的な対処としてリューズを開いておられたのかと思います。

湿気・水入りの場合は、オーバーホールをされない限り自然に乾燥はしないので、内部の部品がサビてもおかしくない状況ができてしまいます。

酷い場合は、文字板に水滴跡が残る/塗料が剥げる、インデックスや針の夜光が取れる場合もあります。
水入りの場合、時間とともに状態が変化していきますので、後日シミなどが出てくる場合もございます。

ロレックスの文字板は高額ですし、現行モデルになりデザインが変わってしまう場合もございますので、防水性の高い時計でも大事に長年使用される場合は、手を洗う際は外す、なるべく雨に濡れないようにして、濡れた場合はすぐに拭き取るなどの対処をお勧めさせて頂きます。

今回は、ローター真や歯車にサビが確認できました。リューズの閉め忘れやパッキンの劣化などにより、マキシンを伝い湿気や水がムーブメントに侵入してしまったケースが考えられます。

オーバーホール(分解掃除)を行い、ローター真、2番車、3番車、切替車の交換を致しました。
オーバーホールに含まれる、無料の【洗浄サービス】で、ブレスの間についた汚れもキレイになり、アンティーク感漂う時計が復活しました。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、ローター真、2番車、3番車、切替車

修理料金:6万円以内 (税抜)※修理当時の価格


 
  • オーバーホールとは

オーバーホール(分解掃除)とは、時計が正常に動くように、すべての部品を分解してメンテナンスをすることです。

時計内部にあるいくつもの部品を細かく点検し、破損したパーツの交換や修理、洗浄、注油などを行い、再度組み立てて行く作業の事を言います。

時計の使用頻度や状況にもよりますが、3年から4年に1回は定期的にオーバーホールをしていただく事で、ムーブメントの状態を裁量に保ちながら、 パーツ追加によって修理代金が高額になることもなく、大切な時計を長くご愛用していただけます。

大切な時計を末永く大事にお使いいただく為には、定期的なオーバーホールをお薦め致します。

・時計修理の匠工房では、オーバーホール(分解掃除)をご依頼頂いたお客様には、オリジナル洗浄・防水検査がサービスで含まれます。

・防水テストでは防水試験機を用いて、カプセル内にセットした時計を加圧し、生じた時計の歪みの変化を精密な精度で検出して防水性能の確認を致します。

※オリジナル洗浄は、日常で付いた垢や汚れを独自の洗浄で綺麗に落とすサービスです。

※ブレスの材質や劣化等が原因で、実施出来ない場合もございます。

※防水検査の詳細は、ご利用規約をご覧ください。

  • ゼンマイとは

機械式時計の動力です。

巻き上げられたゼンマイがほどけようとする力で、機械式時計は動きます。

  • リューズ(龍頭)とは

時刻などを合わせる、外側についたツマミです。

ロレックスのリューズには、王冠(クラウン)マークがついています。

  • チューブとは

防水性の高い、ねじ込み式のリューズの受側に使用されています。

  • ベゼルディスクとは

ベゼル(ガラスの外周にある部位)の上にはめ込まれている、メモリなどが印字されているディスクです。

・風防ガラスとは

硬質のプラスチックタイプのガラスです。

ロレックスですと、主にアンティーク機種に使用されています。

キズが付きやすいという難点がございますが、その分サファイアガラスに比べてお値段はお安くなっております。

・仕上げ(ケース・ブレス磨き)とは

1からバフをかけて、機械で磨いていきます。

場所により、種類を変えて磨き上げます。

打ちキズ(打痕)、深いキズ等は完全には取れませんが、小傷が取れますので、やはり綺麗になります。
(※ベゼルのキズや針、文字板やガラスなどは現状のままとなります)