修理事例のご紹介

ロレックス 3番車オーバーホールゼンマイローター真裏蓋パッキン

ロレックス エアキング の修理を実施しました(神奈川県横浜市のお客様)

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神奈川県横浜市のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス エアキング(Ref. 114234)の修理依頼がございました。

10数年前新品で購入後点検等せず無事動いていたが、突然止まった
(時計を振るとカタカタ音がする)。 とのことでお申し込みを頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

ロレックス エアキング について

ロレックスは1930年代以降、オイスターのモデル名とは別にペットネーム(愛称)を与えて販売を強化しました。
1940年代にエアキングというペットネームで登場し、その名は現在まで引き継がれています。

カレンダー機能がなく、シンプルで使用しやすいエアキングでしたが、2014年頃に文字板からエアキングの表記が消えてしまいました。
しかし、2016年頃よりエアキングの名に相応しいパイロットモデル、スポーツ系ロレックスとして復活し、スペックも大幅に強化されました。

エアキング(ref.114234)は、 フルーテッドベゼルを搭載しているモデルとなります。
スムースベゼルとは違うギザギザのベゼルが、文字板を引き立てて、高級感を感じるモデルです。

時計の状態

止まりに加えて、内部の異音(カタカタ音)は、ローター真の破損が原因でした。ゼンマイや3番車も劣化しておりましたので、全て純正部品で交換致しました。

ローター真とは、自動巻きの時計に必要不可欠な部品であるローターを中心で支えている部品です。
定期メンテナンスを実施していない状態で使用していると、内部の油劣化などにより、ローター真に負担がかかり摩耗してしまうケースが多いです。

3番車は、2番車と4番車の間で力の伝達をすることに加えて、回転速度の増幅を行います。精度にもかかわる重要な歯車です。

ケースや部品も耐久性に優れ丈夫なロレックスは、内部の油が劣化していても部品が破損していない限り動作する為、5年以上定期メンテナンスをされずにご使用されるお客様が非常に多いです。

修理完了後、納品前のお写真です

洗浄によりブレスの汚れが落ち、艶が出たことで、真っ白な文字板が映えて非常に綺麗でした。

この度は当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

ロレックスは価値を保つためにも、純正部品での修理をお勧めさせて頂きます。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、3番車、ローター真

修理料金:5万円以内(税抜)※修理当時の価格