修理事例のご紹介

セイコー オーバーホール回路裏蓋パッキン

SEIKO SUS/電池交換しても動かない(長崎県長崎市のお客様)

長崎県長崎市のお客様より、時計修理の匠工房に SEIKO SUS(6M26-6020)の修理依頼がございました。

電池交換に出したら、電池交換しても動かないとの事です。3年前にオーバーホールしたのですが・・友人に貰って18年位になります。正確な年式は分かりません。
との事でご相談を頂きました。

到着時のお写真です。

ムーブ内油劣化、 時計の心臓部分にあたる回路が不良の為、オーバーホールと裏蓋パッキン、回路の交換を実施致しました。

心臓部分にあたる回路が不良の場合、オーバーホールだけでは動作の改善は致しません。

お客様の時計(6M26)は、アラーム・タイマー・カレンダー・ストップウォッチ機能を備えたアナログクォーツ時計です。
一般的な時計の場合、ストップウォッチのスタートボタンは2時方向、リセットボタンは4時方向にありますが、
6M26は10時方向のボタンがストップウォッチのスタートボタン、8時方向のボタンがリセットボタンです。

アラーム機能に加えて、ストップウォッチのストップ・再スタート、スタート・スプリットなど色々な機能を備えた時計です。(通常使用ではあまり使用することはないと思います)

↑修理完了後、納品前のお写真です

この度は当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、回路

修理料金:2万円台半ば(税抜) ※修理当時(2020年)の価格