修理事例のご紹介

セイコー 2番車3番車オーバーホールマキシン(巻真)リューズ修理

グランドセイコー ハイビート/リューズが外れた(埼玉県川口市のお客様)

埼玉県川口市のお客様より、時計修理の匠工房に グランドセイコー ハイビート(6146-8000)の修理依頼がございました。

時刻を合わせようとしたところリューズが外れてしまいました。
外れた部品はあります。
との事でご相談を頂きました。

※到着時のお写真です。リューズが外れています。

今回はオーバーホールと2番車、3番車の交換と、リューズについた軸(巻真)が途中で折れ込んでおりましたので、巻真抜き修理も必要となりました。
同封されたリューズは使用できる状態でしたので、巻真を交換することで使用可能となりました。

グランドセイコー ハイビートは製造中止機種ですが、今なお根強い人気のあるモデルであり、修理のご相談も多いです。

今回はカレンダー部は大丈夫でしたが、オールド機種になるとカレンダー部がうまく切り替わらなくなっており、揺動レバーの修理が必要になるケースもあります。

修理完了後、納品前のお写真です

この度は当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、巻真、2番車、3番車、リューズ(巻真抜き)修理

修理料金:5万円台半ば(税抜) ※修理当時(2022年)の価格


 

グランドセイコー ハイビート/動かない(徳島県徳島市のお客様)

徳島県徳島市のお客様より、時計修理の匠工房に グランドセイコー ハイビート(5646-7010)の修理依頼がございました。

90歳の父のものです。動かなくなってから20年ぐらい経ちますが、今回、譲り受けたので修理を行うことにしました。非正規でのガラス交換もお願いします。
との事でご相談を頂きました。

※到着時のお写真です。

オーバーホールとガラス(代用品)の交換、カレンダー部の揺動レバーの修理を実施致しました。

文字板にシミや変色・剥離が見られましたが、文字板の再生はご希望されておられませんでしたので、 剥がれが広がる恐れがある旨を記載し、ご了承を得て修理進行を実施致しました。

ガラスは代用品でのご提案となりますが、外観上の違いはほぼございませんし、今回ガラスを交換されたことで文字板と針が見やすくなりました。


お客様の中には、
「カレンダー部は不具合があっても良いので、その分安くしてください!」
と言われる方もいらっしゃいます。

できる範囲でご希望に添えるよう努めておりますので、お見積り時にどうぞお気軽にご相談くださいませ。(内容によっては難しい場合もありますので、ご了承ください)

修理完了後、納品前のお写真です

この度は当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、ガラス(代用品)、揺動レバーの修理

修理料金:5万円台後半(税抜) ※修理当時(2022年)の価格