修理事例のご紹介

セイコー オーバーホール裏蓋パッキン

グランドセイコー のオーバーホールを実施しました(福岡県大野城市のお客様)

grand-seiko

福岡県大野城市のお客様より、時計修理の匠工房に、グランドセイコー( 8J56-8020 )の修理依頼がございました。

文字盤にある、カレンダーの枠の外れ
ベルト部分のマークの外れ
その他、必要な修理(オーバーホールなど)があるかはわかりません
とのことでお申し込みを頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

グランドセイコーについて

1960年に 「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」 という志のもと、 当時の最高技術を盛り込み高精度を誇る、セイコーの頂点モデルとして【グランドセイコー】が発売されました。

当時の価格で、大卒会社員の初任給の”約2倍”という高価なものにもかかわらず、非常によく売れたそうです。

グランドセイコーは、「正確さ」「美しさ」「見やすさ」そして「長く愛用でき」「使いやすいこと」を追求し、 日本のみならず世界的な高級腕時計ブランドとしての地位を確立しています。

時計の状態

今回は、カレンダー枠が外れ、中留部分のGSマークが外れた状態でした。

中留部分のGSマー クに接着跡とサビが見られましたが、再接着で対応可能でしたので、オーバーホールご依頼時にサービスで再接着致しました。(カレンダー枠も再接着で対応致しました。)

到着時にリューズ部分が開いた状態でしたが、交換無しで大丈夫な状態でした。

シンプルでスタイリッシュなデザインは、シーンを選ばずに着用できますので、オーバーホールのご依頼も多い機種でございます。

修理完了後、納品前のお写真です

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、 カレンダーの枠付け(外れた分)、GSマーク付け(同封分)

修理料金:3万円台前半(税抜) ※修理当時の価格