修理事例のご紹介

セイコー オーバーホール裏蓋パッキン

セイコー/時計が遅れる、止まる。(東京都世田谷区のお客様)

seiko

東京都世田谷区のお客様より、時計修理の匠工房に、セイコー アベニュー(4N21-0270)の修理依頼がございました。

1年半くらい前に、百貨店時計修理コーナーで電池交換をし、その後しばらく使用していましたが止まってしまいました。理由はわかりません。 とのことでお申し込みを頂きました。

セイコー アベニュー

セイコー アベニューは1980年代にCMなどの宣伝もあり大ヒットし、お祝いとしてもよく送られた時計です。

時計の状態

内部の油劣化、汚れが見られましたので、オーバーホール(分解掃除)が必要な状態でした。裏蓋パッキンも劣化しておりましたので、交換を実施致しました。

アンティーク機種ですので、水回りや湿度の高い場所/季節のご使用にはご注意くださいませ。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、電池、裏蓋パッキン

修理料金:1万円台後半(税抜)※修理当時の価格


 

セイコー/時計が止まった。(千葉県松戸市のお客様)

千葉県松戸市のお客様より、時計修理の匠工房に、セイコー ( 43-0150 )の修理依頼がございました。

止まった。オーバーホール希望。 とのことでお申し込みを頂きました。

時計の状態

今回は、オーバーホールと、裏蓋パッキンの交換を実施致しました。

お客様の時計はアンティーク機種でしたが、文字板の状態も良く、上品な社外バンドに取替されておられたので、きっと長年大事にご使用されておられたのかと思いました。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、電池、裏蓋パッキン

修理料金:1万円台後半(税抜)※修理当時の価格


●これは以前、別のセイコー時計でご相談頂いたお客様のお話ですが、

“愛着があり、劣化したままの金属ベルトを使用していましたが、とうとうバンドが切れて時計が落下しました。絨毯の上だったので外傷はあまりないと思いますが、この機会に、オーバーホールとベルトの交換を希望します。”

とお申し込みを頂きました。

その時計の金属ベルトは製造中止しておりましたので、革ベルトへの交換をご提案致しました。

現在は、色々な種類の革ベルトが安価なものから豊富にありますので、3,000~5,000円程度の革ベルトを2~3年で取替えしてご使用される方も多いです。

そのお客様も納品後に、

“愛着があるからと、ボロボロなベルトのまま使用していた時計に申し訳ない気持ちになりました。思い切ってメンテナンスとベルトの交換をしてよかったです。”

とのお言葉を頂戴しました。

物を大事に使用する気持ちは大切ですし、交換する/交換しない、どちらが一概に良いとは言えませんが、劣化したベルトは不意に落下する危険性もございますので、金属ベルトが経年劣化で伸びている、革ベルト/ラバーベルトが劣化でヒビがある、などの場合はなるべく交換されることをお勧めさせて頂きます。


 

セイコー/止まった。 約40年前の時計。(兵庫県芦屋市のお客様)

兵庫県芦屋市のお客様より、時計修理の匠工房に、セイコー ( 2320-5090 )の修理依頼がございました。

約40年前の時計です。
その後、電池交換ベルト交換しながら30年近く使用してまいりましたが、10数年前には電池交換しても動かなくなりました。
とても古いものですが両親から高校卒業記念に貰ったものなので今日まで保管しておりました。
修理不可能、或いはあまりにも高額な修理費用がかかるのであれば諦められるので是非一度見て頂きたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

とのことでお申し込みを頂きました。

時計の状態

オーバーホールと裏蓋パッキンの交換を実施致しました。

アンティーク機種/各所劣化の為、非防水ですので、 手を洗う際は外す、なるべく雨に濡れないようにして、濡れた場合はすぐに拭き取るなど 、ご使用にはご注意くださいませ。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、電池、裏蓋パッキン

修理料金:1万円台後半(税抜)※修理当時の価格


● 1970~1980年代に購入された、セイコーの修理依頼も非常に多いです。

ずっと使用していました、無くしたと思ったらタンスから出てきました、眠ったままだったので子供に譲ろうと思います…など理由は様々ですが、セイコーは日本を代表する時計ブランドとして、世界中で知られています。

1970~1980年代 の時計は、部品の製造が中止されている機種が多く、部品手配不可で、修理が出来ずにご返送させて頂くケースもございます。
(※この場合の修理代金は発生いたしません)

アンティーク機種の場合は、ケースや裏蓋なども劣化している時計が多いので、 大事にするのであればどの時計にも言えることですが 、手を洗う際は外す、雨にはかからないようにするなど、 お取り扱いにはどうぞご注意くださいませ。


 

セイコー/止まった。 ガラスも擦り傷多数 ( 神奈川県藤沢市のお客様)

神奈川県藤沢市 のお客様より、時計修理の匠工房に、セイコー シルバーウェーブ( 6433-7000 )の修理依頼がございました。

15年以上使用していなくて、リューズでカレンダーは動きますが、針が動きません。
電池は交換していないので動くかもわからないので、診断して頂き、またガラスも擦り傷だらけなので交換したら、いくらになるかお願い致します。

とのことでお申し込みを頂きました。

到着時のお写真です。ガラス面にキズが見られます

時計の状態

オーバーホールと裏蓋パッキンの交換に加えて、ガラス(純正品)の交換をご提案致しました。( ガラスの在庫確認に少しお時間がかかりました。)

アンティーク機種の為、非防水となりましたが、 セイコー シルバーウェーブは、今でも修理のご相談が多い機種でございます。

15年以上使用していなかったとのことですが、是非これからは、活躍の場を設けてあげてください。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、電池、ガラス

修理料金:2万円台前半(税抜)※修理当時の価格


 

セイコー/持続時間が短い。 ( 広島県広島市のお客様)

広島県広島市のお客様より、時計修理の匠工房に、セイコー( V111-0BG0 )の修理依頼がございました。

持続時間が短い、電池の交換のみで解決できますか?  とのことでご相談を頂きました。

時計の状態

今回のお客様の時計はソーラータイプで、文字板で受けた光を電気エネルギーに換え、電気を蓄えながら動く時計です。

エネルギーの残量が少ないと正常に動きませんので、こまめに光を当てて充電されることをお勧めさせて頂きます。 (服の袖に隠れたり、暗所での使用/保管が続くと、エネルギー不足となり、電池切れが起こる可能性が高くなります。)

この時計は一般的な電池ではなく、専用の二次電池を使用しており、長期的なご使用や環境により、容量や充電効率が徐々に低下する場合がございます。

また、長期的なご使用による内部の油劣化や汚れ、機械の摩耗などにより持続時間が短くなる場合もございます。

今回は、オーバーホールのご提案を致しました。

そしてお客様より、”個人的に大切なもの” とのことで、修理のご依頼を頂きました。

元々、時計に汚れも少なく、お客様が大事にご使用されておられたのかと想像できました。

今後は、こまめに光を当てて充電されることをお勧めさせて頂きます。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール

修理料金:1万円台前半(税抜)※修理当時の価格