修理事例のご紹介

エルメス オーバーホールコマ外し裏蓋パッキン

エルメスのオーバーホールを実施しました(千葉県野田市のお客様)

hermes

千葉県野田市のお客様より、 時計修理の匠工房に、エルメスの修理依頼がございました。

母から譲り受けた腕時計で、初めてのオーバーホールとなります。
電池が切れて止まっているのかと思うのですが、そのあたりも診断頂きたく存じます。
また、腕時計のベルトのサイズも合ってないのでコマを詰めて頂きたいのですが、可能でしょうか。
とのことでお申し込みを頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

エルメスについて

現在ではバッグやウォレット、スカーフなどが有名なエルメスですが、1837年に高級馬具工房としてフランスのパリで創業しました。

その後、馬具から皮革製品に力を入れますが、元々評価の高かった技術により製造されたバッグやウォレットは絶大な支持を得ました。

時計にしても革ベルトは上質であり、有名な”Hウォッチ”や”クリッパー”など、洗練された見た目は、上品で優雅な有名ブランドとしての地位を確立しています。

時計の状態

今回は、オーバーホールと裏蓋パッキンの交換をご提案致しました。
そして、ブレスが大きいとのことでしたので、修理のご依頼時に、1コマ外しを実施致しました。

電池式の時計は1年半~2年くらいでの、定期的な電池交換をお勧めさせて頂きます。

お母さまからお嬢さまへなど、引継いて利用されている時計は、エルメス・ロレックス・カルティエが多いように感じます。

修理完了後、納品前のお写真です

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、1コマ外し

修理料金:2万円台後半(税抜) ※修理当時の価格(2020年)