修理事例のご紹介

カルティエ オーバーホールベゼルパッキン裏蓋パッキン電池交換

カルティエ パンテール /電池切れのまま何年も使わず(東京都台東区のお客様)

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東京都台東区のお客様より、時計修理の匠工房に、カルティエ パンテールの修理依頼がございました。

止まった。電池切れのまま何年も使わずにいました。オーバーホール希望です。 とのことでお申し込みを頂きました。

カルティエについて

1847年でパリで創業したカルティエは、 ジュエリーブランドとしての地位も高く、カルティエ=高級なイメージがあります。時計に関してもタンク、パシャ、サントスなど、豊富なラインと独自性で、男女問わず人気のブランドです。


1983年頃に誕生した「パンテール」は、発売より圧倒的な人気を誇ったモデルです。
2008年頃に一度生産終了となったものの、2017年には見事に復活し、今なおジュエリーウォッチとして気品ある輝きを放っています。


時計の状態

電池切れのまま、何年も使わずにおられたということで、電池式の時計にとって心臓部分にあたる回路が交換になると思われましたが、今回はオーバーホールと電池交換で、正常動作するようになりました。

時計は油劣化と湿気入りの状態でしたので、経年劣化した裏蓋パッキン、ベゼルパッキンの交換も実施致しました。

上品なデザインの良い時計ですし、これからもお客様もお手元で時を刻んでくれると思います。

手を洗う際には外す、水がかかったら拭くなど、お取り扱いにはどうぞご注意くださいませ。

1年半~2年程度での定期的な電池交換をお勧め致します。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

●今回の修理内容

オーバーホール、電池交換、裏蓋パッキン、ベゼルパッキン

修理料金:3万円台半ば(税抜) ※修理当時の価格(2020年)