修理事例のご紹介

カルティエ オーバーホール回路接点絶縁シート裏蓋パッキン

カルティエ ミスパシャ/時計の電池を交換しても動かない(静岡県三島市のお客様)

カルティエ パシャ

静岡県三島市のお客様より、時計修理の匠工房に、カルティエ ミスパシャの修理依頼がございました。

止まった。液漏れが有り、電池交換しても動かないと言われた。
購入してから10年経っていないが、電池が切れてから放置していた。
とのことでお申し込みを頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

カルティエについて

1847年でパリで創業したカルティエは、 ジュエリーブランドとしての地位も高く、カルティエ=高級なイメージがあります。時計に関してもタンク、パシャ、サントスなど、豊富なラインと独自性で、男女問わず人気のブランドです。


カルティエ パシャにはリューズカバーが付いており、カバーを回して外すと、小さいリューズが現れます。
(カバーをすることにより、リューズ部分の防水機能を高めています)

パシャのモデルによって、リューズカバーにも色々種類があり、とってもオシャレです。(さすが女性人気の高いカルティエです)


時計の状態

電池からの液漏れにより、内部の機械が腐食しておりましたので、 オーバーホールと回路、裏蓋パッキン、接点、絶縁シートを交換致しました。

今後は、定期的な電池交換をお勧め致します。(電池が切れた状態で放置されますと、今回のように液漏れする可能性がございます)

カルティエ ミスパシャは人気のある時計ですし、どうぞこれからは活躍の場を与えてあげてくださいませ。

修理完了後、納品前のお写真です

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、電池、裏蓋パッキン、回路、接点、絶縁シート

修理料金:4万円台後半(税込) ※修理当時の価格


 

カルティエ ミスパシャ/電池を交換しても動かない( 東京都文京区 のお客様)

東京都文京区のお客様より、 時計修理の匠工房に、カルティエ ミスパシャの修理依頼がございました。

電池交換したけど、時計が止まってしまう。ベルト?を長くしたい。(シルバーの部品はあります。)
とのことでお申し込みを頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

時計の状態

ムーブ内油劣化、磁気入りの為、オーバーホール、磁気抜きを実施致しました。

一時的に磁気が入った状態ですと、磁気の発生源から時計を離せば正常動作に戻りますが、何度も磁気入りを繰り返す、または強力な磁気の場合は、内部に磁気が留まり不具合が出る場合もございます。

現代は身の回りに磁気を発する製品が多いですが、保管場所やご使用状況にはどうぞご注意くださいませ。

そして、同封の1コマ足しをご希望されておられましたので、オーバーホール時にコマ足し(同封分)はサービス致しました。

この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

●今回の修理内容

オーバーホール、電池、裏蓋パッキン、1コマ足し(コマ同封分)

修理料金:3万円台半ば(税込) ※修理当時の価格