修理事例のご紹介

タグホイヤー ムーブメントチェンジ裏蓋パッキン

タグホイヤー/ムーブメントチェンジを実施しました。(長崎県佐世保市のお客様)

tag-heuer

長崎県佐世保市のお客様より、時計修理の匠工房に、 タグホイヤー ( WK1316-1 ) の修理ご依頼がございました。

定期メンテナンス、電池のもちが悪くなりました。とのことでご相談を頂きました。

※到着時のお写真を使用しております。

時計の状態

油劣化に加えて、電池式の時計にとって心臓部分にあたる電子回路が劣化しておりましたので、今回はムーブメントチェンジ(内部一式交換)をご提案させて頂きました。

この機種(2000シリーズ)は、廃盤になっておりますので、 ムーブメントチェンジは社外品でのご提案となりましたが、外装の状態(文字板や針など)も良い状態でしたので、内部機械が新しくなったことにより、これからもお客様のお手元で時を刻んで行けることとなりました。

修理完了後、納品前のお写真です

電池式の時計について

電池で動くタイプの時計には、心臓部分にあたる電子回路という部品が入っております。

電池式の時計は1年半~2年くらいでの、定期的な電池交換をお勧めさせて頂きます。

電池が切れた状態で放置されておりますと、電池から液漏れし、心臓部分にあたる電子回路が不良になる場合がございますので、 電池が切れてしまった場合は、可能な限り速やかに電池交換をお勧めさせて頂きます。
(液漏れでなくとも、 長年ご使用されたことによる経年劣化や、電子回路は電化製品と同じく突然故障することがあります。 )

ゼンマイ式の時計と違い、ほぼ狂わない電池タイプの時計で、止まり/進み/遅れが見られる場合は、心臓部分にあたる電子回路の不良、または磁気入りの可能性が高いです。

強い磁気を帯びた時計は、進みや遅れ、止まりといった症状がおきます。
(磁気は目に見えませんので、ほとんどは気付かないうちに磁気帯びしている場合が多いです。)
(電気カミソリや磁気ネックレス、IHクッキングヒーター、スピーカーや充電器にハンドバッグの留金など、非常に気付きにくく、
例えば保管場所がゴルフのグリーンマーカー(マグネットタイプ)近くだった為による、磁気入りのケースなども過去にございました。)

アンティーク機種の時計は、特に磁気を帯びやすい傾向にありますが、磁気は目に見えませんし、今の時代はあらゆる部分に磁気が存在します。

磁気入りだけが原因の場合は、磁気抜きを行うと正常動作に戻りますので、あまり神経質にならずにご使用されることをお勧めさせて頂きます。


この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

●今回の修理内容

ムーブメントチェンジ、裏蓋パッキン

修理料金:2万円台後半(税抜) ※修理当時の価格(2021年)