修理事例のご紹介

ロレックス オーバーホールカレンダー車ゼンマイチューブバックル修理ベゼルディスクリューズ仕上げ(磨き)内部ネジ裏蓋パッキン針一式風防ガラス

ロレックス GMTマスター(16750)の修理を実施しました

●ロレックス GMTマスター(16750)

埼玉県在住のお客様より、時計修理の匠工房に、ロレックス GMTマスターの修理依頼がございました。

リューズのねじ込み不良、ベゼルディスクの退色、バックル部分の中折れピン欠品でご相談を頂きました。

長年ご使用されておられたようで、到着時にはブレスや風防ガラスのキズ、針の腐食・夜光ヒビなどが気になりました。

問診票に、オールド感を保つ為にベゼルディスクは交換しないことも選択にあります、との記載がございましたので、使用可能な部分は極力そのままでのご提案を心掛け、オプションとして、仕上げ(ケース・ブレス磨き)、風防ガラス、ベゼルディスクの交換をご提案をさせて頂きました。

お見積り送信後、お客様よりオプション全て希望とのご返信を頂きました。

仕上げ(ケース・ブレス磨き)、風防ガラス、ベゼルディスクの交換をされますと、ほぼ新品のようにキレイになりますので、恐らく納品後に【針の腐食・夜光のヒビ】が気になられると思いましたので、差し出がましいようですが、追加で【針一式】の交換をご提案させて頂きました所、その日の内に【針一式】の交換も希望とのご返信を頂きました。

これには修理完了後が楽しみになりました。

●ロレックス GMTマスター(16750)

GMTマスターは 24時間表示ベゼルとGMT針が特徴の、 1950年代にパイロット用に開発された、航空時計の先駆け的なモデルです。

今回の時計、16750は生産が終了した現在でも、非常に人気のあるモデルです。

目立つ赤青ベゼルディスクは、それだけで圧倒的な存在感を放ちます。

今回のお客様の時計は、文字板の夜光塗料の周りにフチの有る、フチ有りインデックスタイプでした。

日付のクイックチェンジ機能や100m防水機能を備え、以前のモデル比べて機能性が向上したものが、 GMTマスター 16750モデルです。

●お客様の感想

修理の完了後、お客様よりご連絡を頂きました。


本日、時計を受け取りました。

あまりの仕上がりに、驚愕、匠の技に敬服です!

頼んで良かったです。 ありがとうございました。


今回のお客様より、時計のお写真と、お顔が写ったお写真を頂き、掲載にも快諾して頂けましたので、掲載させて頂きます。

誠にありがとうございました。

時計修理の匠工房は、ロレックスの針やベゼルディスクの交換も、【純正部品】でご提案が可能でございます。(※一部機種を除く)

ロレックスは価値を保つ為にも、大事に、純正部品での修理をお勧めさせて頂きます。

●今回の修理内容

オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、バックル修理、リューズ、チューブ、カレンダー車、内部ネジ、ベゼルディスク、風防ガラス、仕上げ (ケース・ブレス磨き)、針一式

●ロレックスのお見積り/修理について

※ロレックスは、基本的に【純正部品】で対応しております。 ※【デイトナ】や、素材が【金無垢】・【プラチナ】の場合はお受けできません。 ※誠に恐れ入りますが、模造品の場合はお見積り不可/送料お客様負担でご返却させて頂きます。 ※アンティークの場合、部品製造中止の為、修理不可でご返却させて頂く場合もございます。

  • オーバーホールとは

オーバーホール(分解掃除)とは、時計が正常に動くように、すべての部品を分解してメンテナンスをすることです。

時計内部にあるいくつもの部品を細かく点検し、破損したパーツの交換や修理、洗浄、注油などを行い、再度組み立てて行く作業の事を言います。

時計の使用頻度や状況にもよりますが、3年から4年に1回は定期的にオーバーホールをしていただく事で、ムーブメントの状態を裁量に保ちながら、 パーツ追加によって修理代金が高額になることもなく、大切な時計を長くご愛用していただけます。

大切な時計を末永く大事にお使いいただく為には、定期的なオーバーホールをお薦め致します。

・時計修理の匠工房では、オーバーホール(分解掃除)をご依頼頂いたお客様には、オリジナル洗浄・防水検査がサービスで含まれます。

・防水テストでは防水試験機を用いて、カプセル内にセットした時計を加圧し、生じた時計の歪みの変化を精密な精度で検出して防水性能の確認を致します。

※オリジナル洗浄は、日常で付いた垢や汚れを独自の洗浄で綺麗に落とすサービスです。

※ブレスの材質や劣化等が原因で、実施出来ない場合もございます。

※防水検査の詳細は、ご利用規約をご覧ください。

  • ゼンマイとは

機械式時計の動力です。

巻き上げられたゼンマイがほどけようとする力で、機械式時計は動きます。

  • リューズ(龍頭)とは

時刻などを合わせる、外側についたツマミです。

ロレックスのリューズには、王冠(クラウン)マークがついています。

  • チューブとは

防水性の高い、ねじ込み式のリューズの受側に使用されています。

ベゼルディスクとは

ベゼル(ガラスの外周にある部位)の上にはめ込まれている、メモリなどが印字されているディスクです。

・風防ガラスとは

硬質のプラスチックタイプのガラスです。

ロレックスですと、主にアンティーク機種に使用されています。

キズが付きやすいという難点がございますが、その分サファイアガラスに比べてお値段はお安くなっております。

・仕上げ(ケース・ブレス磨き)とは

1からバフをかけて、機械で磨いていきます。

場所により、種類を変えて磨き上げます。

打ちキズ(打痕)、深いキズ等は完全には取れませんが、小傷が取れますので、やはり綺麗になります。
(※ベゼルのキズや針、文字板やガラスなどは現状のままとなります)

●お見積り期間に関しまして

全国より沢山の時計をお預かりしておりますので、恐れ入りますが、お見積りには1~2週間ほど頂戴しております。

部品在庫確認・混雑状況等により、稀に、上記以上のお時間を頂戴する場合もございます。

●納期に関しまして

修理のご依頼日より、約30日ほどで納品させて頂いております。

(職人全て2週間先まで作業が詰まっておりますので、お見積り確認後の修理ご依頼日より、大体2週間後からの修理スタートを目安としております。)

●自動巻きの時計について

自動巻きの時計は、腕の動きにより内部のローターが回転→歯車などに動きを伝達することで、自動的にゼンマイが巻き上げられる構造となっております。

腕の動きによりゼンマイが巻き上げられる為、時計が止まりにくく、精度も出やすいというメリットがあります。

注意

腕の動きが不足していると、巻き上げが足りず、持続時間が短くなってしまう/止まりの原因となります。

巻き上げ不足により止まってしまった場合には、手動でゼンマイをしっかり巻き上げる必要があります。

ゼンマイが解ける力を動力しておりますので、どうしても1日に日差(進み/遅れ)が生じてしまいます。

●修理の匠工房/修理の流れ

・無料見積り宅配パックのお申し込み

匠工房は、全国から郵送専門で時計をお預かりし、修理させて頂いておりますので、先ずはホームページの無料見積り宅配パックをお申し込み頂いております。

お電話でもお申し込み可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

・到着時にお写真を撮り、到着メールを送信

お客様にご安心いただく為に、当店に時計が到着後、きちんとお写真を撮りメールでご連絡を差し上げております。

・お見積り→修理金額の提示

時計のお見積りをお客様にご提示し、内容をご確認いただいてから、修理のご依頼orキャンセルのご判断を頂いております。

基本的に修理は純正部品でご提案しておりますが、状況により代替品でのご提案になる場合もございます。お見積りの際にお知らせしております。

キャンセルの場合も、送料は弊社負担でご返送しておりますので、お客様にご負担はございません。(模造品を除く)

●オーバーホールの基本的な流れ

  • 時計の分解

専用の工具で裏蓋を開け、ムーブメントメントを取り出し、ムーブメント全てを分解していきます。時計修理で重要な工程です。ここで、修理箇所の原因の特定・調整箇所・交換が必要な部品を特定していきます。

  • 部品の洗浄・ケースブレスレットの洗浄

分解したムーブメントの部品は、特殊な器材を使って、特別に調合された薬品で洗浄し汚れを洗い流します。

これにより劣化した潤滑油や摩耗粉などの汚れが落ちますので、新品に近い状態にまで戻します。

ケース、ブレスレットは、超音波洗浄機で長年蓄積した汚れや垢を洗い流して綺麗にいたします。

※中には超音波洗浄を避けるものもございます。

  • ムーブメント組み立て・注油、タイミング調整

洗浄してきれいになった部品は注油しながら組み立てていきます。オイルの種類や量、注油する箇所はそれぞれ異なるため、メーカーによって定められた基準に基づき慎重に組み上げて行きます。

ムーブメントを精度測定器で計測し、調整して行きます。

機械式時計の精度の追求は、とてもデリケートな技術が要求されます。

  • ケーシング、性能チェック

分解されていた外装部品を組み上げて、取り外していた、針や文字板を取り付けケースに収めて行きます。

針回しや日付変更などの動作の確認を行います。

  • 防水テスト、ランニングテスト、巻上のテスト

防水機能をテスト実地いたします。

アンティーク時計や外装の劣化、破損等がある場合など、防水テストを行わない場合もございます。

ファイナルテスト機で時計を回転させて、時が正確に刻まれているか、ゼンマイが正常に巻上られているかなど、実測のテストを行います。

  • オーバーホール完了

厳しいテストに合格した、時計だけをお客様に納品させて頂いております。

長年蓄積した汚れや垢も、匠工房オリジナル洗浄で綺麗になっています。