タグホイヤー 12時間計車オーバーホールゼンマイ切替車裏蓋パッキン
タグホイヤー リンク/針が外れた(神奈川県横浜市のお客様)
神奈川県横浜市 のお客様より、時計修理の匠工房に、タグホイヤー リンク( CT2111)の修理依頼がございました。
下の丸の小さい針が外れて秒針にはまってしまい、秒針が動かないので時計も動かなくなった。
ハマってしまう前から調子が悪く腕につけていても自動巻きの動きが悪く、よく止まってしまうようになっていた。
とのことでご相談を頂きました。
※到着時のお写真を使用しております。
タグホイヤーについて
スポーツウオッチで有名なタグホイヤーは、カレラやリンク、アクアレーサーやフォーミュラなどの代表モデルがあります。
アスリートにサポートも行っており、有名アスリートが愛用していることも多い時計です。
1860年にエドワード・ホイヤーがホイヤー社を創業し、1985年にTAGグループからの出資により社名をタグ・ホイヤーに変更しました。
2010年には創業150周年を記念し、自社ムーブメントを搭載したタグホイヤー カレラ 1887 クロノグラフ を発表しており、進化し続けるブランドとして多くの人を魅了しています。
時計の状態
今回は、小針外れと内部のパーツ破損の為、オーバーホールと裏蓋パッキン、ゼンマイ、切替車、12時間計車の交換を実施致しました。
外れた小針は使用できる状態でしたので、オーバーホール時に再セット致しました。
到着時、クロノグラフの針が、6時方向で止まっておりました。
クロノグラフの針をリセットせずに動かし続けると、時計に負荷がかかり、持続時間が短くなるなどの原因となります。
ストップウォッチ機能を使用しない場合は、リセットボタンで、クロノグラフの針を12時に戻しておくことをお勧めさせて頂きます。
修理完了後、納品前のお写真です
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
●今回の修理内容
オーバーホール、裏蓋パッキン、ゼンマイ、切替車、 12時間計車
修理料金:5万円台前半(税抜) ※修理当時の価格(2020年)